競馬予想ソフト「TARGET frontier JV」3つのメリットとデメリット

画期的かつ便利すぎるソフトとして競馬ファンの間ではお馴染みになりつつある「TARGET frontier JV」、通称TARGETと呼ばれる競馬予想ソフトは膨大なデータベースで、競馬ファンの予想知識の好奇心を存分に満たしてくれるソフトであるとして高い評価を受けています。

競馬キャスターの小島さんやゲーム作家の薗部博之さんなど、競馬予想のプロの方などが予想の参考にする位、競馬関係者の間でも多くの人が予想の参考にしていると公言している位、知名度と高い信頼度を誇っているTARGET frontier JV。その魅力は一体どこにあるのでしょうか。

この記事では超有名競馬予想ソフトTARGET frontier JVのメリットとデメリット、ソフトの特徴などをまとめて紹介していきたいと思います。プロをも魅了してしまう理由を徹底的に解説していきます。

TARGET frontier JVの基本情報
1. 利用開始方法
2. 料金案内や支払い方法
TARGET frontier JVのメリットとデメリット
まとめ

TARGET frontier JVの基本情報

メリットはデメリットを解説する前に、まずはTARGET frontier JVの基本情報から紹介していきたいと思います。使い方やインストール方法、料金などの利用前に必ず知っておかないといけない点のみを厳選して紹介していきたいと思います。

利用開始方法

それでは早速ここからはTARGET frontier JVを利用する時に開始前にすべき事を紹介していきたいと思います。新規導入するには２つの以下の手順があります。

JRA-VANのサイトから、ターゲット用のデータ付きのDVD-ROM(無償)を申し込んで、そのDVD-ROMを使ってインストールする
JRA-VANのサイトから、ターゲット用の初期データ付きのDVD-ROM相当のターゲットをダウンロードしてインストールする

どちらの方法でもTARGET frontier JV用の初期データも付属した状態でインストールする事ができます。通常の方法でインストールした場合に丸１日以上かかるフルセットアップ作業の必要がなく、すぐにデータが揃った状態で利用する事が出来るという利点があります。数日程度で送付されるかと思いますが簡単な解説書等も付属しています。

上記どちらかの方法でインストールが完了したら、まず最初にデータ登録を実行します。最初のデータ登録ではインストール時に登録された過去のデータから追加された分も登録されますので時間がかかります。

以下の環境が推奨されています。

CPU：各Windowsで推奨程度
メインメモリ容量：各Windowsで推奨程度
ハードディスク空き容量：15GB(20GB以上を推奨)
ディスプレイ解像度：1024×768 High Color以上

料金案内や支払い方法

TARGET frontier JVを利用するにはデータラボ会員（月額2052円）に入会する必要があります。データラボ会員に入会すれば、TARGET frontier JV以外の専用競馬ソフト100本以上が使い放題になります。

更に月々プラス540円する事でデータラボのソフトに組み込むことで過去のレース動画などが見放題になります。対象となるレースは2002年以降の全てのJRAのレースと、1984年以降の全てのＧ１レースです。

月々の支払い方法はクレジットカード（VISA / Master / JCB / AMEX / ダイナース）、ジャパンネット銀行、楽天銀行があり、３か月分まとめて支払いではコンビニでの購入や銀行振り込みが利用可能になります。他社の競馬予想ソフトと比較するとデータラボ会員に登録するだけで無料で利用可能になりますので、かなり安価で使う事が出来ると言えるでしょう。

TARGET frontier JVのメリットとデメリット

競馬予想ソフトを使う時に最も気になる点と言えば、やはりTARGET frontier JVは本当に当たるのか当たらないのかという事ですよね。回収率を上げる事が出来なければ月々の利用料金を支払うだけ無駄ですし、当たらないのであれば参考にもしたくないはずです。

それでは早速TARGET frontier JVのメリットとデメリットを以下で解説していきたいと思います。

メリット１：膨大なデータを集計して分析

JRAが出している公式の競馬データベースを集計して分析していますので、競馬予想する人であれば知りたい情報を全て網羅していると言っても過言ではありません。今まで開催された全てのレース結果、血統、脚質、レースタイムや騎手情報など…あらゆる切り口で集計を分析する力は他の競馬予想ソフトと比べても段違いの優秀さです。

あらゆる切り口で分析されるのは約100通りです。例えば具体的にどのような方法でデータを分析してくれるのかと言うと…

東京競馬場の1600メートルの芝左回りで強い馬は誰なのか
１番人気の馬の過去の連対率とその時の条件はどうなっているのか
有馬記念前哨戦の成績との関係性はどうなっているのか

このような情報を膨大なデータの中から分析してくれますのでかなり信憑性の高い分析から競馬予想を出来るというのが最大のメリットと言えるかと思います。更に詳しい分析で言うと…

夏は牝馬が強いって聞くけど本当に？データはどうなっているのか
ディープインパクト産駒が得意なコースや長さはどこなのか
きょうのメインレースが得意な騎手は誰なのか。苦手な騎手は誰でどんな成績を残しているのか
大型休み明けの馬は勝ちにくいのか負けやすいのか

このような疑問を一発で調べることができるのが大型データベースを参考に情報を収集して分析していTARGET frontierJVの強みと言えるかと思います。

メリット２：過去のレースを分析する機能が沢山ある

TARGET frontierJVには競馬予想を的中させる為の便利な機能が沢山ありますが、その中でも特に充実しているのが過去に開催されたレースを分析する事が出来る機能です。蓄積された膨大なデータを様々な角度から一覧にして分析集計する事で、より確実性の高い予想を展開する事が可能となっていくという訳です。

ここからはTARGET frontierJVの過去レース分析に適している機能を紹介していきます。

開催分析機能：成績を開催ごとに分けて集計していき、その開催での特徴をあぶり出す事が出来る機能です。複数の開催をまとめて集計する事も可能なので特定の場所や特定の期間での分析も可能になっています。

騎手調教師戦歴機能：騎手、調教師、騎手＆調教師で過去の該当レースを検索していき、集計分析を行なう機能です。騎手や調教師の特徴を把握する事でより確実性の高い予想を行う事が可能です。

レース検索機能：色々な条件を設定して過去のレースを検索していき、検索したレースを集計して分析する機能です。レースを検索する条件の設定方法は色々な仕方があり、検索方法によって様々なデータを引き出す事が可能になっています。

馬データ検索機能：色々な条件を設定して該当する競走馬のデータをピックアップする事が出来る検索機能です。得意なコースは、騎手や調教師との相性などを全てチェックする事が出来ますので、検索によって競走馬の特徴を導き出す事が出来ます。

馬券シミュレーション機能：馬券の種類と買い方、買うレースの条件を客観的に設定して自動的にこれらの馬券を買い続けた場合の成績を検証する事が可能です。データ分析が完了したものの、これで本当にプラス収支に出来るかどうか分からない…という方の為にまずは実験お試しといった機能です。

血統データ分析：馬データ検索や種牡馬一覧画面から各種牡馬ごとに戦歴を表示して集計したり産駒を一覧にして集計する事が可能です。各馬の５代血統表も表示可能なのでかなり広く血統をチェックする事が出来ます。産駒や兄弟馬、近親馬の検索、血統の系統検索なども出来ますし種牡馬を色分けして表示する事も可能です。自分のお気に入りの種牡馬を参考に購入方針や買い目を絞ることも可能です。

これら上記の機能をカスタマイズする事で自分なりに過去レースを分析して競馬予想の参考にする事が出来るようになっていくという訳です。大切なのは何をどのように調整するかという点です。

デメリット：操作方法を取得するのが難しい

TARGET frontier JVには馬券予想の確率を上げる為の膨大なデータベースがあるのと同時に、沢山の機能がついていますので難点なのが操作方法を取得するのが難しいという点です。膨大なデータベースを取り扱っていて便利なのですが、便利すぎるがゆえに操作方法をマスターするまでに時間がかかるという難点があります。

膨大なデータがある一方でそれを使いこなせれば勝率や回収率を上げる事が出来ますが、デメリットとしては膨大なデータやコンテンツを使いこなす事が難しいという点にあります。競馬予想ソフトは沢山ありますが、その中でもTARGET frontierJVは使いこなすのが難しいと言われています。