競馬予想ソフトで最も有名なソフトと言えば「馬王Z」で間違いありません。競馬ファンであれば知っている方が多いと思いますが、3年間で30億円を稼ぎ外れ馬券が経費として認められるかどうかで裁判を起こした卍氏が、30億円を稼ぐ為に利用していたソフトは「馬王Z」の改良前の「馬王」です。
卍氏が30億円を稼いだ「馬王」を開発者である荒井俊也さんが5年以上の開発期間をかけて改良して完成させた最終改良版が『馬王Z』なのです。「競馬で勝つ為に考えられることは全てやり尽くしました」と豪語する程の自信作である馬王Zはどの点が優れているのか。本当に勝てるのか。利用料金や方法などを含めて紹介していきたいと思います。
「馬王Z」の基本情報
馬王Zのメリットはデメリット、注意点などを紹介していく前に、まずは馬王Zの基本的な使い方やインストールの方法、料金設定などの基本情報などを紹介していきたいと思います。ソフトインストールまでが結構大変なので利用したいと考えている方はしっかりと覚えておきましょう。
ちなみに競馬予想最強ツールである馬王Zは、無料情報の提供は行っていません。しかし初めてインストールした日から30日間は無料で利用する事が出来ますし、一部重要な予想機能を省いた状態でフリーソフトとしても公開されています。とりあえず試してみたいという方は無料の間に有料会員となるかどうかを判断してみるのが良いかと思います。
インストール方法
それでは早速馬王Zを利用したいと考えている方の為にインストール方法を簡単に説明していきたいと思います。
- 公式ホームページから「BaoZSetup.msi」のファイルをダウンロード
- ダウンロードしたファイルは保存を選択して自身のパソコンに保存する
- その後「実行」を選択してインストール開始
ちなみに馬王Zを動作する時のパソコンの推奨動作環境は以下の通りになっています。
動作ＯＳ Windows 7、8、8.1
ＣＰＵ Intel Core i3 3.3GHz以上
メインメモリ 4GB以上
ハードディスク 空き容量 20GB以上 (最低10GB必要)
ディスプレイ 1366×768(モバイルPCディスプレイ) 以上
インターネット 常時接続、ADSL12M以上
その他 中央競馬：JV-Linkのインストールおよび「JRA-VAN DataLab.」が別途必要 地方競馬：UmaConnのインストールおよび「地方競馬DATA」が別途必要
特にハードディスクの空き容量に関しては注意が必要です。データベース最適化や修復時の作業スペースを考慮して、出来るだけ多めにディスクに余裕を持たせておくのが良いでしょう。利用前に動作環境はしっかりと把握しておくのが必須です。
ライセンスを購入する
インストールが完了したら次は「無料ライセンス」か「有料ライセンス」かどちらかを選択する必要があります。馬王Zは無料でも利用する事が出来ますが、予想タイム指数などの競馬予想に関する重要な機能を利用する事が出来ませんので、もしも本気で活用したいと思っているのであれば必ず有料ライセンスを取得する事をオススメします。
有料ライセンスの中にも「中央競馬のみ、地方競馬のみ、中央と地方」の３種類があり、自分の利用意図に合わせて選択する事が可能です。
馬王Zライセンス料金（中央競馬）
1ヶ月：6480円
3ヶ月：18360円
6ヶ月：35640円
12ヶ月：68040円
馬王Zライセンス（地方競馬）
1ヶ月：6480円
3ヶ月：18360円
6ヶ月：35640円
12ヶ月：68040円
馬王Zライセンス（中央競馬＋地方競馬）
1ヶ月：12960円
3ヶ月：326720円
6ヶ月：70200円
12ヶ月：135000円
ライセンスの購入は銀行振り込みのみ対応となっていて、公式サイトのライセンスキーお申し込みフォームから申し込みを行う事が可能です。申し込みフォームで必要事項を送信後、shop@baoland.comより確認のメールが届きますので、その後、指定口座に入金を行い入金確認後にライセンスキーがメールまたは郵送で発行されます。
セットアップを行う
インストールとライセンスの取得が完了したら馬王Zのセットアップを行っていきます。以下で簡単な手順を紹介していきますのでチェックしていきましょう。
- 初めての起動の時に「デフォルトデータベースをダウンロードしてインストールしますか？」という画面が表示されるので「はい」ボタンを選択します。
- 1986年からの中央競馬・2005年からの地方競馬データベースと中央競馬のみの1986年からのデータベースが選択制になっていますので、自分のデータベースにあったものを選択してクリックします。
- 「ダウンロード＋インストール」をクリックしダウンロードを終了させると次に「インストール」を開始していきます。
- ライセンス情報を確認したら既に発行されているユーザーＩＤとパスワードを入力していきます。
カスタマイズの設定
セットアップまで全てが完了したら次はカスタマイズ設定を行いましょう。馬王Zは自分が最も使いやすく当てやすい方法に自分なりにカスタマイズ設定を行なう事が可能なので、自分なりの必勝法を見つける事が出来ます。
- 馬券カスタマイズの設定
- 自動投票の設定
以上２点は必ず自分なりにカスタマイズするように心がけるのが良いかと思います。予想メニューから予想カスタマイズと進むと変更する事が可能になります。デフォルトでは３連単と３連複以外の馬券を購入設定になっていますので、この項目も自分なりに設定して、推奨馬券を有効にするをチェックしておくと良いかと思います。
購入金額に関してもデフォルトでは単価100円の設定になっていますので、ここも自分の資金力と相談しながら変更していくのが良いでしょう。地方競馬の馬券カスタマイズも同様の方法で行えますので是非活用してみて下さい。
馬王Zは本当に当たる？メリットや注意点
競馬予想で30億円を稼いだ卍氏が活用していたという事で競馬予想ソフトの中でも郡を抜いて高い人気を誇っている馬王Z。「馬王4」から開発者の荒井さんが改良に改良を重ねて、新しい機能を盛り込みながらも使い勝手を継承した馬王Z。どういった点が改良されたのか、メリットや注意点などをこの記事では紹介していきます。
予想タイム的中率の向上
まず大幅に改良されたのが予想タイム指数の的中率です。前回の馬王４では指数１位～３位の的中確率が55.4％だったのに対し馬王Zは56.9％に向上しています。回収率に関しても馬王4は中央競馬の単勝オッズ5倍以上の本命馬が93％だったのに対して馬王Zは104％と向上、対抗馬が92％だったのに対して103％と、あらゆる点で高精度なソフトへの改良が成功していると考えて間違いありません。
地方競馬においても単勝オッズの回収率は100％を余裕で越える116％と高い数値を発揮していますので、中央競馬だけでなく地方競馬でも競馬予想において高い実力を発揮しているソフトであると言えます。開発者の荒井さんによると「最新版かつ最終形バージョン」と明言していますので、今後これ以上の改良はないと考えて良いでしょう。
上手にカスタマイズしないと勝てない？
馬王Zを利用しているユーザーの中には何をどうしても勝てないと言っている方も多くいてそういう口コミも目立ちます。回収率を100％以上にする為には勝ち馬を的中させることが出来る高度はカスタマイズが必要であると言われています。以下でネットでの口コミをまとめて紹介していきましょう。
穴馬には様々なタイプがいる。
それを一つの方法で予想すると穴馬券が当たらない期間が長くなる。
難しいキーワードなんて全然いらない。
それよりも必要なのは、数多くの予想方法を考えること。
多ければ多いほど、赤字月が減っていく。
はっきり言って、カスタマイズはチカラ技。引用元：https://medaka.5ch.net/test/read.cgi/uma/1484568304/
2010.1～2016.12のデータで式作って(仮想馬券回収率122%)、2017.1～2017.6でシミュレーションしたら120%。
なんなら、それを2005～2009に当てはめても毎年確実にプラスになっていた。な、の、に！
2017.7～実戦投入すると、一度もプラスになる月がなくここまで実回収率68%。
どこかで収束するはずだと毎週買っているが、全然当たらない…なんなんだこと詐欺ソフト。引用元：https://medaka.5ch.net/test/read.cgi/uma/1484568304/
更に馬王Zhは中央や地方全ての競馬予想が可能なので推奨馬券を多くて提示されますから多額の資金力が必要であるという一面もあります。１点１００円ずつ賭けたとしても推奨馬券が多いと１００万円近く必要になるケースがあり、少額にして推奨馬券をある程度絞って予想してしまうと当たりレースを逃す可能性がありますので外れる確率が上がります。こういった観点から見ても、馬王Zを使って競馬予想をする前は、卍氏のようにある程度の資金力は必要になってくるという訳です。
まとめ
競馬予想に置いて超有名人の卍氏が過去に利用していたソフトとして高い注目を集めている馬王Z。膨大なデータベースと、回収率を高める為に駆使された予想タイム指数、予想印や自動投票機能を使い、勝ちまくっている人は確かで安定した黒字収益を維持している方も多くいます。
しかしその為にはカスタマイズが非常に大切になってきます。とは言え競馬ソフトの中では最も大手で最も信用度の高いソフトである事は間違いありませんので、競馬予想ソフトを使って回収率を高めたいと考えている方は、まずは馬王Zから使ってみようと考えるのは自然な流れです。無料期間もありますのでその間に継続するかどうかを決めてみるというのも良いかもしれませんね。
