皆さんは「オッズマニピュレーター」という競馬予想ソフトを販売しているサイトをご存知でしょうか?レースのオッズから確率を分析し、競馬を予想しているソフトになります。
サイトに行くと確率や、ソフトの性能について記載がされていますが、実際に本当に当たるのか気になる人も多いと思います。
また販売しているソフトは29160円と決して安くはないため手を出すのが怖いという人も多いと思います。
そこで今回は「オッズマニピュレーター」の特徴や口コミ、さらにサイトの信憑性について紹介していきたいと思います。気になっている人は最後まで読んでソフトを買うべきかどうかを見極めて欲しいと思います。
オッズマニピュレーターの3つの特徴
早速ですがオッズマニピュレーターについて詳しく紹介していきたいと思います。サイトに行くと色々なことが説明されていますが、結局どういう理論で予想を立てているのか分かりにくいと思うので、その辺も踏まえて3つの特徴を解説していきます。
オッズマニピュレーターの特徴その1:オッズによる予想方法
オッズマニピュレーターではオッズ理論を採用しています。そのオッズ理論についてサイトでは
採用したのがオッズ理論です。
しかしこのソフトには、オッズ理論による買い目構築法を搭載しているということではありません。
ある程度の人気順位であれば、オッズほど確率的な再現性の高い予想素材はないので、別途統計ソフトを作って様々なパターンにおける統計をとってみました。
そしてその中でも有効性の高い資料をテーブル化して、頭数別・人気順位別の出現率(勝率・連対率・複勝率)、レースパターン別の平均配当や馬券種別配当帯別の出現率など、有効な指標テーブルを作成することに成功。
これらをベースにユーザーが買い目を構築した際のその買い目の属性を、買い目全体および買い目の個別の馬券の双方に焦点をあてて、出現属性をリアルタイムに知ることができるように対応したわけです。
引用元:https://vindictiveimmunity.com/lp/?page_id=687
かなり複雑に説明されていますが、結局何が言いたいのかというと競馬では不思議とレース毎に荒れやすいレースや、固く決まるレースなどがあります。またオッズによっても「〇倍以下の馬は勝つ傾向にある!」とか「〇倍~〇倍の間の馬が勝つことが多い」というレースも存在します。
そのレースごとにある上位に来ることが多いオッズの馬に注目して買い目を決めようというものです。
オッズマニピュレーターの特徴その2:3つのモードがサポートしてくれる
オッズマニピュレーターでは3つのモードで利用者をサポートしてくれるシステムがあるようです。3つのシステムを使って馬券を構築していくので、効率的な買い目を探すことができるものになっています。
- 確率レンジ解除モード:最初にすべての買い目を表示して、そこから確率レンジでの指定、および馬指定にて買い目を削減していくモードです。普段はなかなか行わない方法ですが、すべての買い目を見渡してから不要なものを除外していくという手法は操作性もシンプルで実践してみるとかなり便利なことに気づいたのです。またオッズ範囲によるフィルターリングも可能となっています。
- 点数指定モード: 確率レンジ除外モードとは逆の発想で、全馬券の中から出現率の高い順に何点かを指定し買い目を抽出していく方法です。また、特定の出現範囲をレンジ毎に指定できるので、どの範囲のレンジをどれくらい狙っていくかを指定しやすくなります。オッズ範囲によるフィルターリングも可能です。1500円しか使いたくないなら、15点だけに絞って買い目を決めることができるのです。
- 指定馬選択モード: 一般的な正統派の馬券構築方法で、各種指標を見ながら買い目候補馬を軸やヒモとして指定し、流しやフォーメーションなどの組合せで構築するものです。初期設定として候補馬を指定しておき、該当した馬で馬券を構築、そこから馬を追加したり削除したりしながら最適な買い目を構築することを目指すシステムになります。
以上の3つのシステムとなっています。基本的にオッズマニピュレーターでは予想を教えるとかではなく、利用者の予想をサポートすることができるソフトなので、ある程度競馬をかじっている人が使う方が良いかもしれませんね。
オッズマニピュレーターの特徴その3:2つの指数を搭載
競馬の予想サイトでは多く使われているのが指数です。そのサイトやソフトが予想したものを数値化することで、利用する人に分かりやすく推し馬を伝えることができるので多くのサイトが採用しています。また基本的に独自で算出した結果から数字を導き出すため、その指数の精度はサイトの良し悪しを判断する大きな材料となっています。一般的なサイトは、そのサイトの力を全て使い指数を出すため、ほとんどが1つです。しかしこのオッズマニピュレーターでは異なる種類の2つの指数を算出しており、精度を上げることに努力を重ねています。
一つ目の指数は「騎手勝率+調教師勝率」です。これは上記で説明したオッズ理論とは全く別のものになります。騎手と調教師の成績を活用し指数を算出しています。騎手と調教師の2つの要素から勝率を導き出し利用者に伝えています。予想をする時の参考にはなると思います
二つ目は「レース乖離指数」です。これはレース毎に示されている指数になります。これは言わば堅いレースのなのか、波乱が多いレースなのを示すものになります。100よりもプラスの数字になるなら、3~8番人気が勝つことが多くなり。100よりもマイナスになるなら上位人気馬が勝つ傾向にあるということです。
この2つの指数で競馬ファンの予想をサポートしているのです。
オッズマニピュレーターは信用できるサイトなの?
ここまでオッズマニピュレーターの特徴を説明してきました。しかし、実際に信頼できるサイトなのか?ソフトを買っても損はないのか気になりますよね?冒頭でも言いましたが、機能を利用するには29160円のソフトを購入することが必要になります。払えない金額ではないと思いますが、決して安い買い物ではないと思います。そこで本当にこのオッズマニピュレーターは信用できるのかをまとめました。
信用できる要素はない
3つの特徴でオッズマニピュレーターが掲げる理論や、予想の方法などを紹介しましたが、実績が記載されていないためどこまで精度があるかは分からない状態です。もしかすると記載されていないだけで、的中率は高いのかもしれませんが自信があるならもっと的中実績を掲載するはずだとは思います。
さらに口コミを見ると「モードが1つしか使えない」とか「購入して失敗した」という批判する意見も少なからずあがっています。
また公式サイトにも「本商品は、必ずしも購入者様の利益や効果を保証したものではございません。」と記載されていることから、信用度はかなり低いと思います。
オッズ理論の信頼度は?
レーズ毎に勝ちやすい枠とか、人気とか、オッズが存在することは確かです。そこにはちゃんとした理由があります。例えば馬場が荒れた時期に開催されるレースのため外枠の芝が綺麗な方が有利だとか。同時期に大きなレースがありそっちに有力馬が集まるため、突出した実力の馬が不在で荒れる傾向にあるとか。オッズで言えば人気している馬がローテーション的に疲れが見え始めるレースで、4,5番人気が勝ちやすいとかもあります。
しかし、競馬ファンなら分かると思いますが、そこのオッズだけでは予想を立てることはしません。あくまでも予想に使う複数の要素の一つに過ぎないからです。どっちにするか迷った時にオッズの傾向を見て最終的な判断をすることはあっても、最初から来そうなオッズの馬に注目することはないと思います。レース毎に出走する馬も毎年異なるので、また違う結果が待っていると思います。
販売元の情報がない
有料のソフトを販売しているので、特商法の表記が義務付けられていますが、マニピュレーターのサイトにはそれが記載されていません。サイト内の情報を駆使して色々を探し回るとようやく代表者の名前や所在地などが分かりますが、その所在地もかなりあいまいなものになっていることが分かりました。奈良県の生駒市が所在地のようですが、実際に記載されている住所に行くと駅前のバス停のようなところになっています。
やはり有料のコンテンツを購入する時などは信用できる会社や人なのかを判断することは必要だと思います。サイトの作りや情報量を見ると信用に欠ける部分が多くあると思います。もし購入しようと思った際にはもう一度サイトや口コミを見てみることをオススメしています。
まとめ
今回は競馬予想ソフトを販売しているオッズマニピュレーターというサイトについて紹介しました。予想をしている理論は他のサイトとは異なり、オリジナリティがあるとは思いますが、その実力を確かめるにはソフトを購入するしかないというのが辛い現状ですね。購入してからやっぱり自分には合わなかったとなると無駄になってしまうので、もし購入する時は実際に利用した人の口コミなどを参考にするようにしましょう。
また信用についてですが、競馬予想サイトの9割以上は詐欺と言われています。このオッズマニピュレーターが必ずそうだとは言いませんが、ちゃんとサイトの中を隅々まで自分で確認する必要はあると思います。それはオッズマニピュレーターに限らず全ての競馬サイトに言えることだと思います。
特別価格29160円は簡単には手が出せないと思います。競馬予想サイトを利用したことがないという人は無料で情報を公開しているサイトもあるのでまずはそっちから始めてみるのも良いと思います。しかし、まずは自分の眼で真意を確かめる必要があると思うで、一度オッズマニピュレーターのサイトを訪れみてはいかがでしょうか?